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リディラバはソーシャルイシューを発見する“旅”を提供します
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理念

リディラバのはじまり

社会問題を解決するより前に、やることがある。

「あたりまえだから」という言葉をよく耳にします。
あたりまえ、と思ってしまった瞬間に、考えることをやめてしまう。
それは、この社会に大きな無関心の構造をつくりだしているのではないでしょうか。

さまざまな社会問題の現場に実際に足を運んでみると、
社会への無関心の構造がどの問題の前にも存在することを感じます。
この構造をまず変えない限り、どの社会問題も根本から解決することはできないのです。
では、この構造をどうやって変えていくか。

たとえば、1日の中で社会問題に対して人が興味をもつ時間の平均が、新聞の社会面を読む15分ほどだったとします。それは人の関心を深めるには、十分とはいえない時間です。社会への無関心の構造を打破するには、まずこの時間をもっと世の中に増やすこと、そしてより具体的に個人が関わっていく機会をつくること、が必要になってきます。
そこで、一個人が社会問題により深く携われ、より自分ごと化することができる「旅」をメディアにするということを考え、リディラバは生まれました。

社名とロゴに込められた想い

マジメなことを、よりバカバカしく、よりおもしろく、よりかっこよく。

リディラバは、Ridiculous things lover (バカバカしいことが好きな人)を略した造語に由来します。
社会問題はとっつきにくく、話題にするのも優等生を気取るようで気恥ずかしい。「社会問題を語ることは恥ずかしい」といった心理的な壁があるままでは、問題を認識していたとしても、周囲を巻き込んで変化をうながすことは容易ではありません。

ひとりでもたくさんの人が、社会問題に興味を持って、気軽に、アクションできる世の中にするために。社会問題というマジメなテーマをより身近なものとして捉えてもらえるように。

社会を変えていくという行為はキラキラした綺麗なものではなく、もっと泥臭くてロックなものだと私たちは考えます。だからこそ、私たちはマジメなことを、よりバカバカしく、よりおもしろく、よりかっこよく、伝えることにこだわります。どんなに大変なことでも、遊び心を持って取り組むこと。そうした価値観を自ら率先して示すことで、社会問題に関わる人の間口を広げていきたいと考えています。

リディラバのロゴである時計の針は、午前7時25分を指しています。これは1日24時間を人の寿命とたとえたときに、リディラバ創業時、当時学生だった自分たちの年齢を示しています。創業当時の初心を忘れず、進んでいくという想いがここにこもっています。

事業ヒストリー

2009年 個人向けスタディツアー開始

ツアーは、「人生を変える力をもつメディア」だと考えています。ツアーは、記事ニュースを読むことと違い、楽しんでたくさんの時間をつぎこんでもらうことができ、さらに社会問題の現場に自分の目で触れ、考えてもらうことができます。

2010年 修学旅行事業、TRAPRO(トラプロ)の開始

個人ツアーを開始して、気がついたことがありました。それは、個人ツアーには比較的社会問題に興味のある人が参加していたことです。これでは「無関心の構造の打破」という目的と矛盾が生じてしまいます。そこで、わたしたちはまず社会問題に触れて学ぶ、最初のきっかけを作る必要があると考えました。そのきっかけ作りとしてぴったりだったのが修学旅行です。修学旅行は、地域格差や経験格差も少なく、学生のときから誰もが参加できる学びのためのツアーです。

これに加え、「みんなで作るissue(問題意識)の百科事典」である TRAPRO(トラプロ) というサービスも始めました。これは、社会の事象にたいして疑問が浮かんだときに、誰もが記事をつくることができ、同じ関心をもつ人たちからコメントをもらうことで、よりその問題にたいして洞察を深めることができるプラットフォームです。

2013年 R-SIC(Ridilover Social Issue conference)スタート

ソーシャルセクター全体のコミュニティの強化、活性化を目指し、 R-SIC というイベントを立ち上げました。近年、社会問題に取り組むNPOの数は増加傾向にある一方で、資金不足や経営経験のシェアの不足の話をよく耳にします。ソーシャルセクターがより強いインパクトをだすために、経営者同士がコミュニケーションでき、事業提携など積極的に活動してくための場づくりをしていきたいと考えています。また、NPO経営者だけに限らず、企業の経営層やCSVご担当者、行政、メディア、投資家なども加わってもらうことで、ソーシャルセクターに新たな生態系をつくっていければと考えています。

2014年 法人事業開始

社会への無関心を打破するために、そしてより強いインパクトを世の中につくりだすために、 法人事業 がスタートしました。企業の意思決定者に社会問題の現場を体験してもらい、個々の事業活動に取り組んでもらうことで問題とされている現場も少しずつ変わると考えています。

2015年 会員制度ラバーズ、開始

リディラバは、社会を変えていくという行為をムーブメント(運動)によってではなく、システム(仕組み)として変革していくことを志向しています。一緒に働くわけではなくとも、リディラバの理念を共有し実現していく、より大きなシステム(仕組み)をつくりだすためのコミュニティとして、 会員制度 がスタートしました。社会課題の情報を知らないことのリスクを知り、社会の構成員として知っておくべき情報がきちんと伝わり、それを一緒に推進できる、そんな仕組みをつくっていければと思っています。

代表メッセージ

誰もが社会を変える力をもっている

社会問題には3つの壁が立ちはだかっていると考えています。
1つ目は、そもそも社会問題に関心がむかないこと。2つ目は、社会問題が可視化されていないこと。3つ目は、知っていても行動に結びつかないこと。
その壁を打ち破るため、リディラバでは、スタディツアーやメディアなどの事業を立ち上げてきました。今後も、皆さんの“思い”を“カタチ”にするための道具を、今後ますます充実させる予定です。特別なだれかではなく、 だれもが社会を変える力 を秘めていると信じているからです。

あえて、テーマを限定しない

ワークライフバランスや、女性の働き方、両親の介護の問題といったものから、安全保障、選挙制度に関する問題、TPP、憲法改正、食の安全安心まで…。ツアーの企画をするにも、メディアで情報発信をしていくうえでも、我々はテーマを限定せずに、ありとあらゆる社会問題を扱っていきます。ありとあらゆる社会問題をとりあげることで、すべての社会問題の情報を扱う基盤づくりと、イシュー同士の距離を図ることが可能となります。ひとつの社会問題は、いくつかの問題が関連しあって起こっています。そのため、単別に問題を扱うのではなく、イシュー同士の関係性や距離をふまえた相関図が見えてくることで、最初に解決すべき新しい原因を見出すことができます。

善意で関わるのではなく、関わることが得となる社会

社会への無関心が打破されると、「自分たちの社会にある問題を、どう取り除くか」という視点から、「自分たちがどういう社会に住みたいか。そのために何をするか。」という自発的意思のある視点へとシフトしていきます。善意で問題解決に励むのではなく、問題に関わることが自分たちの明日をつくる社会。いまある「あたりまえ」にしばられるのではなく、自分たち、子供たちが今後どういう社会に住みたいかを考えて欲しい。自分たちの生活ひとつひとつに対して、きちんと情報を得て、選ぶ意思をもち、それに投資ができる社会。そんな社会へのグラウンドデザインをわたしたちは進めています。