【企業人事必読!】いま注目の「SDGsインターン」とは?普通のインターンとの違いやプログラム例などを解説!

いま企業・学生に注目されているSDGsインターンとは何か、その学びと限界、「怪しい」と思われてしまう理由、ソーシャルスタディ型インターンの費用感やプログラム例までをご紹介。
表層的な体験に留まらない社会課題理解の重要性と、リディラバの視点で解説します。
目次
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SDGsインターンとは?
注目される背景と企業・学生双方のニーズ

近年、「SDGsインターン」という言葉が注目されています。
背景には、SDGsが学校教育や企業経営の文脈で広く語られるようになり、「社会課題に関わる経験をしたい」「意味のある学びを得たい」という学生の関心が高まっていることがあります。
一方で企業側も、サステナビリティやESG(環境・社会・ガバナンスを重視した経営・投資の基準)、人的資本経営といった観点から、社会課題への理解を持つ人材の育成に関心を寄せています。
SDGsインターンは、こうした学生と企業のニーズが交差する場として注目されているのです。
SDGsインターンの基本的な定義と特徴
SDGsインターンとは、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に関連するテーマを扱うインターンシップの一般的な総称です。
具体的には、環境問題、貧困、教育格差、ジェンダー、地域活性化などの社会課題をテーマに、調査・企画・提案・実践などに取り組むプログラムが多く見られます。
企業、自治体、NPO、教育機関など、実施主体は多様で、短期・長期、オンライン・オフラインと形式も幅広いのが特徴です。
海外実施のプログラムから、国内社会課題に密着したものなど、SDGsインターンはこれからもその広がりが続いていくでしょう。
なぜ今「SDGsインターン」が注目されているのか
「SDGsインターン」が注目される理由の一つは、就職活動との関係です。
学生にとって、SDGsインターンは「社会貢献をしている」「意識が高い」というイメージを持たれやすく、エントリーシートや面接で語れる経験になると考えられています。
また、企業側がサステナビリティを重視する姿勢を打ち出す中で、SDGsに関わる経験そのものが評価される場面も増えています。
社会課題×学びの場としてのインターンの広がり
従来のインターンが業務理解や職業体験を主目的としていたのに対し、SDGsインターンは「学び」や「気づき」に重点が置かれる傾向があります。
社会課題に触れることで、自分の価値観や将来像を考え直すきっかけになる点が、多くの学生に支持されています。
SDGsインターンで得られる学びと限界

SDGsインターンには多くの学びがありますが、同時に限界も存在します。メリットと課題の両面を理解することが重要です。
SDGsインターンで身につく力とは
SDGsインターンでは社会課題に接することで一般的なインターンとは異なる力が身につきます。
社会課題への理解と構造的思考
SDGsインターンを通じて得られる代表的な学びは、社会課題への理解です。
ニュースや教科書では断片的にしか触れられない課題を、現場や具体的事例を通じて知ることで、「なぜこの問題が起きているのか」という構造的な視点が養われます。
また、活動の深度によっては現場で社会課題に取り組むプレイヤーと関わることで、価値観を揺さぶられる機会となります。
対話・リサーチ・発信力
SDGsインターンでは、グループワークやディスカッション、調査活動、プレゼンテーションが含まれる活動も多くみられます。
そのため、他者と対話する力、情報を調べて整理する力、自分の考えを言葉にして伝える力が鍛えられます。正解のない課題の中でも自分の言葉で語る力が鍛えられます。
短期インターンでは見えにくい課題
新しい場所に飛び込むという意味では短期インターンも効果的な選択肢でしょう。しかし短期インターを選ぶ際には、留意するべきポイントがあります。
表層的な理解に留まるリスク
数日から数週間の短期インターンでは、社会課題を深く理解する前にプログラムが終わってしまうこともあります。「貧困を知った」「環境問題を考えた」というレベルに留まり、課題の背景や自分との関係性まで踏み込めないケースも少なくありません。
本質的な思考・理解に至る前の表層的な印象で止まってしまう可能性があります。
「体験」で終わってしまうケース
SDGsインターンがイベント的な体験に終わり、その後の行動や学びにつながらないこともあります。
感動や問題意識は生まれても、それをどう活かすのかが整理されないまま終わる点は、大きな課題と言えるでしょう。
信頼できるSDGsインターン
学習機会を見極める視点

不安に対応するには、信頼できるインターン場所を見極めることが必要です。
運営主体・目的・学習設計の透明性
研修が信頼できるかどうかを判断するには、誰が運営しているのか、目的は何か、どのような学習設計になっているのかを確認することが重要です。
運営主体が明確で、学習内容やプロセスが具体的に説明されている場合、安心感は高まります。また、事例などで報告がきちんとなされているかも参考にすると良いでしょう。
成果物や学びの言語化があるか
インターンの成果として、レポートや提案書、振り返りの機会が設けられているかも重要なポイントです。
学びが言語化され、次の行動につながる設計があるかどうかが、質の高い学習機会かを見極める基準になります。
プログラムについて最終応募より前にしっかり説明を受けられるかも、基準の一つになり得ます。
ソーシャルスタディ型SDGsインターンと
費用の実態(海外の場合も)

SDGs型インターンというと、海外で実施するプログラムが想定される傾向もあります。そのようなインターンには高額の費用がかかる場合があります。
ソーシャルスタディ系インターンとは何か
ソーシャルスタディ型のSDGsインターンは、社会課題を「学ぶ」こと自体を目的としたプログラムです。
現地調査や当事者の話を聞く機会が含まれることが多く、スタディツアーに近い性質を持っています。
海外ソーシャル スタディ インターンの費用感とその内訳
前提として海外で行われるソーシャルスタディ型のインターン費用は期間やプログラムにより大きく幅がありますが、10万〜30万円ほどあれば一般的には参加が可能な場合が多いです。
プログラム費用に何が含まれ、何が自費とされるのかもプログラムによって大きく異なります。
含まれる場合が多いもの
- プログラム参加費用
- 学習・講座・ガイダンス料
- 現地での活動コーディネート費
- 一部食事・宿泊の手配(プログラムによる)
- 航空券代(往復交通費)
- 海外旅行保険
- 現地ビザ申請費用
- 手続き費用や個人支出(お土産等)
無料・有料プログラムの違いと注意点
無料のSDGsインターンは参加しやすい/送り出しやすい一方で、サポートや学習設計が限定的な場合もあります。
有料プログラムは手厚い反面、内容を十分に理解せず参加すると期待外れになる可能性もあります。どちらも一長一短があり、自分の目的に合っているかを見極めることが大切です。
企業研修型SDGsインターンについて

SDGsに関するインターンを企業研修の場で行うことには、インターン生、送り出し企業の両者にとって様々な効果が期待されます。
企業へのメリット
課題解決学習にインターンを送り込むことには組織に対して複数のメリットがあります。
個人の成長にとどまらない組織変容
企業研修として社会課題を扱う場合、目的は個人の学びに留まりません。社員同士の対話を通じて価値観を共有し、組織としてのあり方を問い直す機会になります。
企業のパーパス・人的資本経営との接続
社会課題への理解は、企業のパーパスや存在意義を再確認することにもつながります。
人的資本経営の観点からも、社員が自分の仕事と社会とのつながりを理解することは重要です。
インターン生の価値観の把握
社会課題のような答えのない場では自然と個人の価値観が表出するため、インターン生についての理解を深める機会となります。
また、チームでの共同作業に際してインターン生が特性を自己理解すると共に、企業としても把握することができます。
インターン生の成長
インターン生にとっても企業研修用の社会課題解決型プログラムへ参加することは、貴重な成長機会となります。
社会課題を「体験」ではなく「構造」で捉える設計
(リディラバの場合)
リディラバの企業向け研修では、社会課題を感情的な体験として消費するのではなく、その背景にある構造や歴史、制度まで掘り下げて理解することを重視しています。
これにより、表面的な理解に留まらない学びを得ることができます。
当事者の声を起点にした学びの深さ
また、課題の当事者や現場で活動する人の声を直接聞く機会が設けられます。当事者の語りを起点にすることで、参加者は自分事として課題を捉え直します。
研修後も行動につながる学習プロセス
研修後の1on1や事務局の伴走支援で、研修後のサポートが行われます。
SDGsインターンを検討する前に
企業が考えるべきこととは?

SDGsやインターン、社会課題には今もなお注目が集まり続けていますが、ただ導入を目的とするだけでは得られる効果は小さくなってしまいます。
「学ばせる」から「組織が変わる」への転換
SDGsインターン的な学びを社員に与えるだけでは、組織は変わりません。重要なのは、その学びを組織全体の対話や行動にどうつなげるかです。組織としての継続的な人材育成設計が求められます。
インターン的学習、企業研修をどう活かすか
社会課題をテーマにした学習は、企業研修やインターンにおいて有効ですが、効果を見込むには単発の体験で終わらせず、継続的な学習プロセスとして設計することが必要です。
どのような成長をして欲しいのか、どうなって欲しいのかを企業としてはっきりと設計するプロセスを踏むようにしましょう。
リディラバの企業向け研修とSDGsインターン

リディラバの企業研修は社員育成だけではなく、インターン育成に当たっても有効な設計となっています。
オーダーメイド型の研修を提供するため、各企業の人材育成観の構築から研修後までを幅広く伴走します。
事例:オーダーメイド型研修 in 島根

2025年に島根県で行ったフィールドリサーチプログラムでは企業独自の課題感から、
- 地域課題解決の主体者としての素養獲得
- 地域課題に対する関心・愛着の醸成
を目的とし、オーダーメイド型の研修を行いました。
このように、リディラバでは目的の設定からフィールドリサーチの現場、ヒアリングや提言先の選定など、企業ごとの課題に寄り添った研修が可能です。
まとめ
SDGsインターンは、社会課題への関心を高める入口として注目されていますが、短期的・体験的な学びに留まる限界もあります
Ridiloverの企業研修では、社会課題を構造的に捉え、当事者の声と対話を通じて、個人の気づきを組織の行動変容へつなげる学習機会を提供します。